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古曽部陶芸倶楽部 陶芸Q&A

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Q11: 機械ろくろとは機械的に作 ることですか?ろくろを人が引かないで機械が引くのでしょうか?
A: 機械ろくろはインターネットで陶芸用品のサイトでも出てくると思いますが、昨年ハノイ郊外のバチャンのやきもの工場でとった写真がありますので、ご覧下さい。
石膏の外型に粘土を入れて(写真1)、型を回転させながら、 金属のへらのついたレバーをおろします(写真2)。少し乾燥すさせて粘土 がちぢむのをまって(写真3)、石膏型をはずすと器が出来上がります。 石膏型には高台もついていますので削る必要もありません。
あっという間に器が出来上がりますが、石膏型が沢山要ります。 市販されている一見ろくろでひいて、ろくろで削ったと思われる 焼物の大部分はこの手のものです。中には、反乾燥で、わざと削り目を入れて それらしくした物も多くあります。


Q12: 萌黄釉というのはどのような土にどのような釉薬をどのような焼成方法で仕上げるものですか?
A: 萌黄釉はじろべえ工房オリジナルの釉薬で艶消し、不透明、酸化焼成で黄色になる釉薬です。薄くかかると焦げが出て茶色になることもあり、濃くかけると黄色から黄緑色になります。土は白のすいひがよいでしょう。


Q13: Kopoc Gallery のyt11の粉引き小鉢はどのような ものなのでしょうか?
A: 粉引は茶色の土に白化粧をしたものですが、石灰透明釉をかけて、弱還元か、中性炎で焼くと赤い斑紋が出る事があります。これを御本が出たといいますが、いつもこのような模様が出るわけではなく、化粧の厚さや、釉薬の厚さ窯詰めの位置、焼き方で出たりでなかったりします。


Q14: Kopoc Gallery のki13の中が白で外が茶色のお椀はどのような方法で作ったものですか?
A: Ki13は茶色の土で削りを終えたあと、内側には白の化粧土をかけ、外側は針の先で模様を書き、削れたところに白の化粧土で埋めています。釉薬は内側の化粧土がかかったところだけにかけています。外側は無釉の焼締状態です。

Q15: 孫の手形を作りたいのですがどのように作ったらよいでしょうか? 孫はまだ一才です。
A: 最も簡単な方法は土は砂気のない「すいひ土」を使用して薄い粘土の板を作り、新聞紙の上に粘土をおいてその上で手をついて型を取る方法がよいと思います。乾燥はゆっくりされる方が良いでしょう。薄い粘土の板の作り方は、たくさん必要な場合はたたら板を用いる方法がありますが、1〜2枚程度であれば、のし棒などで粘土をのばして必要な大きさに切り取ればよいでしょう。粘土の余白に、柔らかいうちに、日付けや、お名前とともに粘土は、乾燥、焼成の過程で15%程度ちじみますので 目盛りも打っておかれた方が良いと思います。釉薬は掛けても、掛けない焼締でも良いと思いますがかける場合は薄がけをおすすめします。

Q16: 自分で白化粧を作りたいのですが どの様な材料が必要でしょうか。
A: 白化粧のつくり方ですが、使用する土にもよりますが生がけ用は半乾燥または削りが終わった時にかける化粧土ですが白木節(粉末)を70%カオリン(粉末)を30%が標準的です.素焼用は白木節を50%カオリンを50%くらいでしょう.白木節は砂気が多いものがありますので、よく撹拌して泥状の化粧土を40〜60メッシュの篩で濾した方が方がよいでしょう.


Q17:電気窯で750度8時間で素焼きを行なっているのですが、皿とかどんぶりに底割れが出ることがあります。 入れ方に問題があるのでしょうか それとも技術なのでしょうか。
A:底割れは通常、乾燥時に起こる事が多く,素焼前に十分乾燥が終わっていれば素焼の際に発生したり、拡大する事はないと思います。素焼の窯入れの前に、底割れがなかったか、確認されましたでしょうか。もし素焼き前に底割れが発生した場合、底の締め方が足りないか、高台の内側の削りが足りない、乾燥を急ぎ過ぎた等が考えられます。 


Q18: 素焼きしたものに化粧掛けをし、釉薬を掛けたいのですが,化粧掛けをした後にもう一度素焼きをしてから釉薬を掛けるのでしょうか。
A:一般に化粧がけは、1.湿っている状態、2.半乾燥の状態、3.乾燥した状態、4.素焼き後のいずれの状態でも可能です。基本的には素焼きせずに本焼成も可能ですが素焼きをした方が安全かも分かりません。素焼き後に化粧がけしてそのまま釉薬を掛けて本焼成する場合は十分乾燥してから釉薬をかけないと釉薬がはがれます。 なお、使用する化粧土は前述の状態が後になるほど収縮率の小さい組成にします。例えば、化粧土を(木節粘土粉、カオリン、陶石粉)で作る場合、後になるほど右の比率を増やして素地との収縮率を合わせて化粧土にひびが入らないようにします。また後になるほど厚がけはできなくなります。