じろべえ工房 陶芸教室

「一から始める電動ろくろ」

工房内
概要

土曜クラスは第2、第4土曜日の月2回、9時30分に開催します
夜間クラスは第2、第4金曜日の月2回、18時30分に開催します

・陶芸を始める方や、電動ろくろ未経験者の方のためのコースです
・電動ろくろ作陶、は粘土の性質を最大限に引き出し、美しく均整の取れた器を効率良く作ることができる技術です
・電動ろくろを使う作陶は感覚をつかむのに個人差がありますが、個別指導でに効率的に技術を習得できます
・粘土の使用量に制限をしておりません。たっぷり粘土をお使いいただくことが上達の近道です

・費用は参加日単位のお支払いです
・作品の焼成は希望があれば行います。上達してより美しい作品ができたときに焼いてください
・焼成の際に、釉薬についての説明や、絵付、施釉についても指導いたします

・電動ろくろによる作陶は、集中力が身につきます
・下記コースの全行程で最短15回です
・コース終了後は、古曽部陶芸倶楽部に所属して自由に作陶していただけます
・工房ご見学は事前のメールでお申し込みください。古曽部陶芸倶楽部の作陶日がおすすめです


コースの流れ

1. 土もみ
目標: 電動ろくろで形が整った美しい器を作るためには、まず土もみを習得することが重要です。
内容: 荒揉み(あらもみ)で粘土を均一に混ぜ、菊煉(きくねり)で粘土の空気を抜きながら、粘土の粒子の向きを揃えていきます。時間内に作陶方法、装飾技法、焼成、釉薬など陶芸の基礎知識についての教育研修をします

時間: 1回2時間程度
回数: 3回
費用: 参加日ごとに2000円


2. 一個引き
目標: 電動ろくろで鉢や皿を作ります。
内容:
 ① 水引き(粘土に水をつけながら器の形を作る): 器1個分の粘土を使用し、電動ろくろの上で、土殺し(粘土を円錐形に馴らします)、荒引き(器の原型を作ります)、仕上げ(万能仕上げべらを使って形を整えます)の順に進めていきます。
 ② 削り(水引きして形作りをした器を半乾燥状態で削って完成形にする): 水引きで作った器が反乾燥状態になったら、電動ろくろの上に湿台(しった、器を乗せる台)を据えて、余分な土を削り取り、形を整え、高台を作ります。1個の粘土の塊から1個の器を作ります。

時間: 1回2時間半程度(使用した電動ろくろのあとかたづけをふくみます)
回数: 水引き、削り各1回、合計4回
費用: 参加日ごとに2500円(できた器を焼成する場合は別途焼成費が必要です)


3. 数引き
目標: 電動ろくろで飯茶碗、小鉢、皿、徳利(袋物)の揃いものを作ります。
内容:
 ① 水引き: 3kg程度の粘土を使用し、電動ろくろの上で、土殺し(粘土を円錐形に馴らします)、荒引き、仕上げ(専用仕上げべらを使って形を整えます)を行います。
1個の粘土の塊から複数個の器を連続で作りますので、一個引きより効率良く器を作れます。できるだけ同じ大きさ、同じ形の器を作るように心がけてください。削る時に使用する湿台も作っておきます。
 ② 削り: 水引きで作った器が反乾燥状態になったら、電動ろくろの上に湿台(しった、器を乗せる台)を据えて、余分な土を削り取り、形を整え、高台を作ります。できるだけ同じ大きさ、形の器を作るように心がけます。

時間: 1回2時間半程度(使用した電動ろくろのあとかたづけをふくみます)
回数: 形状の異なる器ごとに水引き、削り各1回、合計8回
費用: 参加日ごとに2500円(できた器を焼成する場合は別途焼成費が必要です)
菊煉
土殺し
水引き
削り
釉掛け


参加お申し込み、お問い合わせや工房見学は
potter@jirobe.jp